ブレイザー CT34G キャリパー(引きずり) オーバーホール作業

ご覧頂ありがとうございます。

今回は、シボレー ブレイザー (CT34G)のリヤキャリパーの固着による引きずりの修理依頼を頂きました。


状態としまして、走行していても車が重いような感じで違和感がありアクセルを踏んでも重いだけでスピードも出ますので気付きずらい感じです。

ですが、ホイールを触ると異常なところだけかなり熱くなっているのが特徴になります。


今回は、リアの左右共に熱くなっていたので、左右共にオーバーホールします。


ブレーキを踏んでいないのに踏んでいる状態なので、熱くなるのですが最悪の場合、ブレーキのローターやキャリパー本体まで交換しないといけなくなる為、早期発見が大切になります。



今回は、ブレーキのパッド(摩擦剤)が残っておりましたので再使用しまして、キャリパーのオーバーホールを致します。

かなりの、熱が加わったみたいでゴムのブーツが炭化していました。

上の円筒形の部品(ピストン)の動きが悪いみたいでピストンを抜くのも一苦労でした。

日本車の場合、錆びにより摺動不良を起こしますが今回は、アメ車のシボレーです。外見上あまり錆びていませんが素材の特徴でピストン自体が大きくなっています。

ちなみに、新品を注文してもキャリパーに合うようにピストンを研磨する必要があるので、今回は元のピストンを研磨してキャリパーに合わせました。


研磨が終わり、新しいブーツを付けたところになります。

キャリパーもキレイに掃除して組み付け、エアー抜きをすれば作業完了になります。

作業後は、びっくりするぐらい発進が早くなり作業の結果を実感出来ました。

今回の作業は、工賃と部品代合わせて2万程になりました。


ブレーキに異常を感じましたら、早めに車屋さんに持ってても損はないので是非ご相談を!!

ガレージ サイトウ garage saito

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